ピオグリタゾン製剤による膀胱がん発症について
フランスでの調査においてピオグリタゾンを服用している男性に、膀胱がんの発症率がやや高くなるという結果がでました。
それに基づきフランスとドイツではピオグリタゾン製剤の新規処方は控えることとされましたが、現在服用中の患者については自己判断での中止をしないように勧告しています。
また米国では現在進行中の調査において発症率に差が見られないことから、膀胱がんの患者には処方しないこと、膀胱がんの既往のある患者には注意して処方すること、および服用中の場合は自己判断で中止・減量をしないように勧告しています。
服用について不安がある場合は主治医またはかかりつけの薬剤師にご相談下さい。 また下記のような症状に気がついた時は主治医に受診して下さい。
膀胱がんの初期症状[血尿、排尿時痛、下腹部が痛む、背中が痛む]
【ピオグリタゾン製剤】
アクトス錠
アクトスOD錠
メタクト配合錠
ソニアス配合錠
ピオグリタゾン錠