インフルエンザ、かぜの季節!自分でできる予防法
インフルエンザの予防の基本はワクチン接種といわれています。また最近では感染初期であれば治療効果のある薬も登場しました。 しかしこれらはどちらも医療機関への受診が必要です。もちろん高齢者や気管支喘息などの方は重症化しやすいといわれていますので確実な予防が望まれますが、健常者ではなかなか難しいですね。
そこで今回は一般的な予防について特におすすめできる方法をご紹介します。
1)デパートなど人ごみを避け、通勤電車の中ではマスクをする。
インフルエンザは主に咳などによる飛まつ感染です。少しでも防御することは意味があります。
2)室内の換気をし加湿器などで湿度を保つ。
インフルエンザウイルスは湿度に弱いのです。
3)睡眠不足、不摂生をさけ体力を維持する。
とはいってもなかなか難しいことですね。そんな方には免疫力を高める「エヒナセア」をお薦めします。
4)イソジンうがい薬でうがいする。
水でのうがいでは有効ではありません。イソジンを使用しましょう。ただしヨウ素アレルギーの人は使用できませんので薬剤師にご相談ください。
5)万が一発熱した場合の注意。
インフルエンザでは一般的に40℃前後の高熱がでます。解熱剤を使用したくなりますが「発熱は正常な防御反応であること」「インフルエンザウイルスは熱に弱いこと」「特に小児では一部の解熱剤の使用により脳症の発現率が高くなること」などがわかっています。解熱剤の使用は必ず受診の上、医師の指示に従ってください。